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ワクチンの感染予防効果が論文として発表されました。

何種類かあるCOVID-19ワクチンのうち、最も先行しているBNT162b2と呼ばれるmRNAワクチンは、COVID-19の発症率を抑えることが臨床試験によって示されました。しかし実際に多くの一般の人に接種した時に、本当にどの程度の効果があるかは明確ではありませんでした。この度、イスラエルでこのワクチン接種を実施した結果の解析研究が査読付き科学雑誌に掲載されました(こちら)。ワクチンを2回接種した人の感染率、発症率、重症化率などが全て90%以上低下するなど、高い効果を示すことが正式に報告され、これで初めて接種プログラムの全容を含めた予防効果が科学的に裏付けられたことになります。