感染対策:Q7

Q7:屋外でマスクをする必要がありますか?

A7:

状況に応じて判断してください。

周りに誰もいない状況でマスクをする必要はありませんが、屋外であっても人との距離が近くなる状況で、大きな声で会話をする場合などは、特別の理由がない限りマスクを着用することが望まれます。

特別な理由というのは、例えば呼吸器系の疾患がありマスクを着用すると息苦しい場合や、気温の高い日でマスクをすると暑くて熱中症の危険がある場合、などが考えられます。

もちろん、このような場合にはマスクをしなくても感染リスクがない、ということではありません。マスクを外すなら、人との距離を保つ、会話はできるだけ控えめにする、などの配慮は必要です。

さらに、屋外であっても街中など人がたくさん行き来する環境や、屋外から駅構内などへ移動し人とすれ違う場面、前後に並んで歩くような場面、階段やエレベーター、エスカレーターなどでは、適宜、マスクをする配慮も求められます。

マスクは自分が感染している可能性がゼロではないことを前提に、人に感染させないために必要とされます。加えて、限定的ではありますが、正しくマスクをすればある程度自分を守る効果も期待できます。感染から自分を守ることと、人に感染させないよう配慮することは、互いに関係した一連の責務です。

身を守るために屋外ではマスクを外すことが必要である場合もあります。しかし、マスクは感染拡大の防止に大きな効果があります。その2つをしっかり理解した上で、適切に判断して対応することが望まれます。