ワクチン:Q3

Q3:いつ・どこでワクチンを打てますか?(3回目、4回目接種を含む)

A2:(2022年6月7日更新)

あなたの年齢によって、どこに住民票があるかによって、そして接種が何回目かによって、接種できる場所と時期は異なります。

まず、現在(2022年6月7日)接種が可能なワクチンの種類は4種類あります。ファイザー社製、モデルナ社製は12歳以上、ノババックス社製は18歳以上、アストロゼネカ社製は原則40歳以上(アレルギーなどの理由で必要のある場合は18歳以上)が接種できます(満年齢)。なお5歳から11歳も接種可能なファイザー社製のワクチンもすでに認可されています。それぞれのワクチンがどんな特徴を持つかについてはこちらのページにある「ワクチンごとの情報」で確認してください。なお、接種対象年齢は、何回目の接種かによって、また自治体によって、多少異なるようです。いずれかのワクチンの接種を強く希望する場合は、自身が接種を受ける自治体の提供する情報をまずは確認して下さい。

次に、どのような手順でワクチン接種ができるかについて説明します。ただし、あなたが初めて接種するのか、3回目あるいは4回目を接種するのかによって、手順は異なります。

【初めての接種】

まずは初めて接種する場合について説明します。これには、厚生労働省が作った動画がわかりやすいので、こちらで視聴してください。簡単に説明すると、①ワクチン接種には「接種券」が必要です。②次に接種券に記載の情報をもって予約をとってください(予約は場合によっては必須ではありません。下記参照)。③接種前には、確認すべき事項があります。④接種後は、体調変化に注意してください。⑤2回目の接種日は、1回目の接種日に応じて指定されます。必ず指定された日時を確認してください。⑥2回目の接種後には比較的強い副反応が高い頻度で出現します。この点には注意してください。

接種券の郵送は、住民票のある自治体が行います。また自治体により、送付スケジュールが若干異なります。多くの自治体は接種対象となるすべての年齢の方に接種券の郵送を完了しています。もしまだ手元に接種権が届いていない場合は、自治体に問い合わせてください。問い合わせ先は、自治体のホームページ等で確認できます。

予約を取る際には、まず自分の住む地域の接種会場について詳しく知る必要があります。予約できる地域の医療機関や、国の大規模接種会場については、厚生労働省の「コロナワクチンナビ」で確認してください(こちら)。接種会場を決めたら、電話かインターネットで予約をしてください。予約の際には「接種券」に書かれた情報が必要です。必ず手元に接種券を用意しておいてください。地域の医療機関と国の大規模接種会場で予約の方法が違いますので、居住する自治体のホームページ等で情報を収集の上、適切な方法で予約を完了してください(「リンク集」参照)。

【3回目の接種】

次に3回目の接種について説明します。あなたがすでに2回の接種を完了している場合、住民票のある自治体から3回目の接種券(追加接種用)が郵送されているはずです。もしまだ手元にこの接種権が届いていない場合は、自治体に問い合わせてください。問い合わせ先は、自治体のホームページ等で確認できます。なお、接種券が届いていない場合でも、条件を満たせば「接種券なし」接種を受けることができる場合があります。詳しくは、住民票のある自治体の発信する情報で確認するか、直接問い合わせてください。

接種券の情報を持って予約する必要があります。大阪府では、大阪市内数カ所に大規模接種会場「大阪府コロナワクチン接種センター」を開設しています(2022年5月15日現在、2会場)。これらの会場での接種も検討してください。なお、2022年5月15日現在、接種可能枠にはかなりの余裕があります。施設ごとの予約可能状況などについては専用サイトでまずご確認ください(こちら)。

さらに大阪府では、予約なしで接種が可能な会場が開設されています。会場など詳しい情報は大阪府の専用サイト(こちら)でご確認ください。ただし予約なし接種の場合、条件が設けられているので(接種券、2回目までの接種済票など)、大阪府の専用サイト(上述)で必ず確認してください。

【4回目の接種】(2022年6月7日追記)

ワクチンの効果は時間と共に減弱します。一般に、接種後、数ヶ月経つと抗体の量が数分の1に低下することが確認されています。抗体量の低下は、重症化予防効果と必ずしも一致しません(つまりまだ効果は残っている)が、高齢の方、基礎疾患を持つ方など、高リスク者は適切なタイミングで4回目を接種することが推奨されています。

大阪府でも条件を満たす方については4回目のワクチン接種が可能になっています。感染や重症化が心配な方は、詳細な条件を確認した上で、接種そのものリスク(副反応など)とのバランスを十分考慮し、4回目接種を検討することも望まれます。

最後に、改めて気をつけて欲しいのは、ワクチン接種についてはリスクを含めて十分検討し、必要に応じてご家族や医師と相談のうえで、するかしないかは自分で判断して欲しいということです。